私は子どもを持つことに憧れがありました。
もともと生理不順があり、年齢のことも気になっていたので、結婚して早い段階から不妊治療を始めました。
タイミング法、人工授精を経て、体外受精を行いました。
体外受精は何度も行い、途中で少しお休みしたこともあります。
先進医療も試しました。
それでも、なかなかうまくいきませんでした。
今回は、私が不妊治療中に感じていたことや、いろいろ試したことについて書いてみようと思います。
治療を頑張っている方や、これから不妊治療を受ける方に、何か少しでも参考になればと思います。

不妊治療中に試したこと
クリニックからすすめられた子宮鏡検査や子宮内フローラ検査、ERA検査、SEET法、サプリメント。
不妊治療の相談、セミナー、カウンセリング。
漢方、鍼灸、整体など。
いろいろ試しました。
それでも、「これをしたからよかった!」と言えるものは、私にはありませんでした。
むしろ、やることが増えるほど、それがストレスになることもありました。
「これもやったほうがいいのかな」、「もっと何かできるんじゃないかな」
と、いつの間にか「もっと頑張らなきゃ」と思うようにもなっていました。
科学を信じている私が、占いにも行ってみた
治療を続けて、原因も分からず、何をしてもしんどくなってくると、何かにすがりたくなることもありました。
何度か占いのようなものを受けたこともあります。
「大丈夫」と言ってほしかったり、自分ではどうすることもできないことを、少しでも自分でコントロールしたかったのだと思います。
今振り返ると、それくらい必死だったんだなと思います。
養子縁組について考えたことも
不妊治療を続ける中で、養子縁組について考え、研修を受けたこともあります。
「私はどんな人生を送りたいんだろう」、「どんな家族をつくりたいんだろう」ということも考えました。
妊娠できるかどうかだけではなく、自分の人生について考えるきっかけになりました。
ストレスがあってもいい
不妊治療中は、「ストレスをためないほうがいい」と言われることがあります。
そうはいっても……
治療そのものがストレスなんですよね。
治療する、期待する、結果を待つ、落ち込むの繰り返しでした。
夫にもっと寄り添ってほしくて、イライラすることも何度もありました。
クリニックの待合室で泣いたこともあります。
もちろん、ストレスはできれば少ないほうがいいと思います。
でも、だからといって、「ストレスを感じることがいけない」と思わなくてもいいと思います。
前向きになれない日があってもいい。
ストレスも含めて、不妊治療中の自然な感情だと思います。
できることをして、あとは淡々と
いろいろ試してきたあと、今思うのは、「何かを頑張りすぎたり、何かを信じすぎなくてもいいのかもしれない」ということです。
相談してみても、何かを試してみても、合わなければやめてもいいし、何もしない日があってもいいです。
不妊治療をしながら、治療以外のことにも目を向けたり、好きなことをしたり。
不妊治療と日常の間で、少しずつ折り合いをつけながら過ごしていく。
その中で、自分に合った過ごし方を見つけていけたらいいのかなと思います。
この記事を書こうと思って、久しぶりに不妊治療のことを思い返していたら、夜眠れなくなりました。
それくらい、自分にとっては大きな経験だったのかもしれません。
今、不妊治療をしている方や、何かを頑張っている方が、少しでも自分に優しくできたらいいなと思っています。


