産後ケア施設は、すぐ利用できてどこもよく休めると思っていました。
しかし、実際に利用してみると
- 予約方法
- 赤ちゃんをどのくらい預かってもらえるか
- 授乳や育児相談の充実度
- 必要な持ち物
など、施設によって違いがありました。
私は1人目・2人目の出産を通して4施設の産後ケア(宿泊・日帰り)を利用しました。
利用して感じたのは、「赤ちゃんをどのくらい預かってもらえるか」「希望する時期に利用できるか」「相談しやすい体制か」の3つが、私にとっては特に重要だということでした。
今回、「利用前に知っておけばよかった」と思ったことや、施設選びで確認したいポイントを実体験をもとに紹介します。

私が利用した4つの産後ケア施設
私が利用した4施設を簡単にまとめると、次のようになります。
| 施設 | 利用時期 | 特徴 |
|---|---|---|
| 助産院A | 産後数か月、宿泊利用 | 個人の助産院 |
| 助産院B | 産後数か月、日帰り利用 | 産後ケア特化 |
| 助産院C | 産後半年ほど、宿泊利用 | お産できる施設 |
| クリニック併設 | 退院直後、宿泊利用 | 産後ケア特化 |
4施設を利用して感じた違いを比較
以下のようなことが施設によって違いました。
| 項目 | 助産院A | 助産院B | 助産院C | クリニック併設 |
| 予約方法、予約時期 | メール、電話 | 電話 | 電話 | アプリ、2か月前~ |
| 日帰り/宿泊料金 | 17,000円/ 35,000円 | 18,000円/ 約62,000円 | 15,000円/ 29,000円 | 12,000~20,000円/ 25,000円~45,000円 |
| 利用時のお産の有無 | なし | なし | あり | なし |
| 赤ちゃんの預かり体制 | 預かってくれる | 預かってくれる | 母子同室(食事のみ預かり) | 預かってくれる |
| 授乳相談・おっぱいケア | あり | あり | あり | あり |
| 面会ルール | 不明 | 不明 | 不明 | 1日2人、1時間まで |
| 育児・お悩み相談 | 可能 | 可能 | 必要時のみ | 可能 |
| 持っていく物 | 少ない | 少ない | 多い | ほぼ不要 |
| 施設の雰囲気 | 広い自宅のよう | 広いおしゃれな自宅のよう | クリニックのよう | ホテルのよう |
| 他のお母さんとの交流 | なし(一組限定) | あり(食事のとき) | なし | あり(食事のとき) |
| サービス | イトオテルミー(無料) | ソフトドリンク(無料)、 アロママッサージ | なし | アロママッサージ、 ニューボーンフォト |
※どの施設にも良さがあり、目的によって向き・不向きがあると感じました。
私が「利用してよかった」と感じたこと
私が2人目の出産後に利用したクリニック併設施設で良かったことは以下のようなことです。
退院後そのまま利用できた
産後は会陰の痛みも強く、赤ちゃんを車に乗せて移動することも大きな負担でした。
退院後すぐそのまま入所できたことで、身体への負担が少なく、本当に助かりました。
早めに予約していたことで、問題なく利用できました。
赤ちゃんを希望に合わせて預かってもらえた
私は身体を休めることを優先したかったため、特に夜は授乳以外の時間は預かっていただきました。
まとまって眠れたことで、身体も気持ちもかなり回復しました。
クリニック併設で安心だった
心配な症状があったときに助産師さんに相談でき、外来受診をすすめられました。
すぐに受診でき、助産師さんが付き添いをしてくれました。
夫も沐浴練習できた
私自身も沐浴練習させてもらい、別日で夫の沐浴練習も提案してくださって、練習できました。
優しく教えてもらって、うまくできるようになっていました。
他のお母さんと交流できた
他の方と悩みを共有したり、相談することができて、他のお母さんたちも頑張っているんだと思うと励まされましたし、仲間意識も持ちました。
自分で用意するものが少なくてよかった
室内着の用意やアメニティがあり、持ち物を気にせずに過ごせたり、自分の下着なども洗濯もしてもらえて、安心して過ごせました。
自己負担額が少なくて済んだ
産後ケアは、自治体の助成制度を利用できる場合が多くあります。
自己負担額は自治体や所得区分、利用日数などによって異なりますが、自治体によっては無料で利用できる場合もあります。また、施設によっては出産した産院であることなどを条件に、割引や優遇制度が設けられていることもあります。
制度は自治体や施設によって異なるため、利用を検討している方は、お住まいの自治体のホームページや母子健康担当窓口、利用予定の産後ケア施設に事前に確認しておくと安心です。
私自身も助成制度を利用できたことで、費用を気にしすぎることなく、身体を休めることを優先できました。
産後は無理をしやすい時期だからこそ、利用できる制度があればぜひ活用してほしいと思います。
利用して分かった「ここは外せない」と感じたポイント
私が次に利用するとしたら、次の3つを特に重視します。
重視① 赤ちゃんをどのくらい預かってもらえるか
産後ケア施設では赤ちゃんを預かってもらい、身体を休められることが多いですが、施設によって預かり体制は異なります。
私が利用した施設の中には、お産を行っている施設だったため、基本的に母子同室で、食事の時間だけ預かってもらえるところもありました。
産後は想像以上に身体への負担が大きいため、しっかり休みたい方は、赤ちゃんをどのくらい預かってもらえるのかを事前に確認しておくことをおすすめします。
重視② 希望する時期に利用できるか
私にとって産後すぐは、会陰の痛みも強く、身体的にも一番つらい時期でした。
一方で、人気の施設では予約が埋まっていて、希望日に利用できなかったという話も聞きました。
利用したい時期に利用できるよう、予約開始時期や予約方法を早めに確認しておくと安心です。
重視③ 産後ケアに特化した施設か
初めての出産では、赤ちゃんのお世話も自分の身体の回復も分からないことばかりで、不安が尽きませんでした。
私が利用した産後ケアに特化した施設では、スタッフの方が育児相談にゆっくり対応してくださり、質問しやすい雰囲気がありました。
「ゆっくり相談しながら過ごしたい」という方には、産後ケアに特化した施設も選択肢の一つになると感じました。
予約前に確認したい8つのポイント
上記の違いをふまえて、予約前に確認しておくと良いポイントをまとめてみました。
☐ いつから、どのように予約できるか
☐ 利用料金(自治体の助成制度が利用できるか、自己負担額はいくらか)
☐ 赤ちゃんをどのくらい預かってもらえるか
☐ 授乳や育児相談はできるか
☐ 面会ルール
☐ 持ち物
☐ 医療機関が併設されているか
☐ お部屋や他のお母さんとの交流があるか
まとめ
産後は想像以上に身体も心も疲れます。
だからこそ、産後ケア施設をうまく活用できると良いと感じました。
自分がどのように過ごしたいのかを考え、それを実現できる施設かどうかを事前に確認しておくことが大切だと思います。
この記事が、産後を少しでも安心して過ごすための参考になれば嬉しいです。


