「認可保育園と認可外保育園、どちらを選べばいいんだろう?」
「保育園見学では、どんなところを見ればいいの?」
はじめて保育園を探すときは、わからないことばかりですよね。
私は保育園をたくさん見学し、入園したものの、転園した経験があります。
その経験を通して、「見学だけではわからなかったこと」や「見学のときに確認しておけばよかったこと」がたくさんありました。
この記事では、実際に複数の保育園を見学・利用した経験をもとに、保育園見学で確認したいポイントや、認可・認可外にかかわらず感じた園ごとの違いをご紹介します。
保育園選びに正解はありませんが、この記事が、お子さんやご家庭に合った園を見つけるヒントになれば嬉しいです。

認可保育園と認可外保育園の違い
私は保育園を見学するまで、認可保育園も認可外保育園の違いを知りませんでした。
調べてみると、次のような違いがあります。
※自治体や施設によって異なる場合があります。
| 認可保育園 | 認可外保育園 | |
| 設置 | 都道府県知事の認可を受けている施設 | 都道府県知事の認可を受けていない施設 |
| 基準 | 認可基準を満たしている | 国の「認可外保育施設指導監督基準」の対象 |
| 申し込み | 市区町村を通して申し込む | 園へ直接申し込むことが多い |
| 保育料 | 保育料は自治体の制度に基づく | 園ごとに料金が異なる |
※認可外保育施設は、国が定める「認可外保育施設指導監督基準」に基づき、自治体による立入調査や指導が行われています。制度や利用条件、補助制度は自治体によって異なります。詳しくは、お住まいの自治体のホームページをご確認ください。
保育園探しをはやめに始めた理由
新しい環境での出産だったこともあり、できるだけ早く仕事や学業に復帰したいと考え、産前から保育園探しを始めました。
家から通える範囲の園をできるだけ多く見学し、受け入れてもらえる園を探しました。
しかし、周りに早くから保育園を利用している人がおらず、「何を基準に選べばいいのか」が分からないまま見学していました。
最初の保育園で感じた不安と転園を決めた理由
はじめて預けた保育園では、見学では一部しか見られず、「少し気になるな」と思ったものの、すぐ入園できることを優先しました。
子どもの園での過ごし方が分かりにくく、「安心して預けられているのかな」という不安が日に日に大きくなっていきました。
毎日安心して預けられる環境を探したいと思い、転園を決めました。
今振り返ると見ておけばよかったこと
今思えば、見学では次のような点をもっと確認すればよかったと思っています。
✓ 子どもの過ごす部屋
普段どこで、どんな環境で過ごしているか
✓ 保育士さんの人数
子どもの人数に対して十分そうか
✓ 子どもへの声掛け
優しく話しかけているか、子どもの目線で接しているか
✓ 一日の様子
お迎えのときに様子を教えてもらえるか
✓ 送迎時間
延長料金や時間の融通はあるか
次の保育園で安心できた理由
転園先では、「ここなら安心してお願いできそう」と見学の段階から感じました。実際に利用してみても、その印象は変わりませんでした。
安心できたポイントは以下のようなことです
✓ 室内が明るい、開放感がある
窓が大きくて明るい室内でした。
✓ 先生の表情、人数
笑顔で子どもに接していて、保護者にも丁寧でした。
「忙しそうで話しかけにくい」という雰囲気ではなく、自然と相談できる空気がありました。
また、先生に余裕があり、子ども一人ひとりをしっかり見てもらえていると感じました。
✓ 子どもの過ごしている様子、連絡帳、送迎時の対応
連絡帳やお迎えの際に、その日の様子を丁寧に教えてもらえたため、安心して預けることができました。
泣いたりうまく登園できなかったり、車に乗れないときは先生が助けてくれました。
✓ 保護者への声掛け
登園やお迎えの際にも気軽に声をかけてもらえ、小さなことでも相談しやすい雰囲気がありました。
✓ 離乳食の対応
自宅で食べたものを把握してくださり、子どもの成長に合わせて柔軟に対応してもらえました。
✓ 園外活動
散歩や公園遊びも多く、毎日いろいろな経験ができる環境でした。
この経験から、「子どもの様子を安心して任せられるか」「保護者とコミュニケーションが取りやすいか」が、私にとっては大切なポイントだと感じました。
認可外保育園・認可保育園を見学して感じたこと
認可外保育園の印象
認可外というだけで避ける人もいるという話を聞き、はじめは心配していました。
しかし、見学にいったり利用したりすると、保育園によってさまざまな特色があることがわかりました。
例えば、
・少人数制、異年齢保育(学年の違うこどもたちが一緒に過ごす)
・自然保育(自然が多い場所で思いっきり遊ぶ)
・英語、プログラミング、スイミング
・高齢者交流
・モンテッソーリ教育(おもちゃの工夫、園児の自主的な活動など)
などです。
実際に見学してみると、「認可外だから」という理由だけでは判断できず、それぞれの園に特色や魅力があることを実感しました。
また、時間や登園日も融通が利くところが多いように感じました。
認可保育園について
認可保育園も園によって特色があり、見学したときに雰囲気が違うことがわかりました。
「小学校区のお友達を作りたい」という理由で認可外から認可保育園へ転園する家庭もありました。
一方で、小学校区のお友達が保育園にいなくても、大きな不安はなかったという保護者もいます。
私自身も、小学校区に同じ保育園の子が少ない環境で育ちましたが、それほど困った記憶はありません。
子どもの性格や家庭の考え方によって選び方は違ってよいと感じました。
利用料金
認可保育園の保育料は、自治体の制度に基づいて決まります。
一方で、認可外保育園は園ごとに料金設定が異なります。
認可外保育園では、利用する園や世帯の状況によっては、認可保育園と負担額が大きく変わらない場合や、認可外保育園の方が自己負担が少なくなるケースもあります。
「認可外だから必ず高い」とは限らないため、保育料だけでなく、お住まいの自治体の補助制度もあわせて確認することをおすすめします。
保育園見学で確認したいポイント(チェックリスト)
- 園児や先生の人数・配置はどうか?
- 先生は笑顔で子どもに接している?
- 子どもたちは楽しそう?
- 部屋は明るく、整理整頓されている?
- 一日の様子を教えてもらえる?連絡帳やアプリは?
- 延長や利用時間は?
- 送迎しやすい?
- 室内や園庭に危険な場所はない?
- アレルギー対応は?
- 服装で気を付けるルールはある?
- 必要な物品は?(お布団、水遊び、おむつなど)
- 「なんとなく違和感」はなかった?
保育園見学の参考になる資料
厚生労働省の資料では、見学時に確認したいポイントが10項目にまとめられています。私も実際に見学を重ねる中で、「先生の様子」「子どもの表情」「園の雰囲気」を見ることの大切さを実感しました。
- 厚生労働省「よい保育施設の選び方 十か条」(公式サイトへのリンク)
さいごに
保育園は、お子さんにとって初めて長い時間を過ごす場所になることもあります。
認可・認可外という分類だけで決めるのではなく、実際に見学して感じた安心感や、お子さんやご家庭に合うかどうかを大切に選んでいただけたらと思います。
この記事が、保育園選びに悩んでいる方の参考になれば幸いです。


