無痛分娩と自然分娩を比較|2回の出産を経験して感じたこと

妊娠・出産・子育て

妊娠して出産が近づくと、

「無痛分娩にするか、自然分娩にするか」
「本当に自分に合った方法はどちらなんだろう」

と悩みますよね。

SNSではさまざまな体験談を目にしますが、出産の経過は人それぞれで、実際に経験してみないとどうなのか分からないこともたくさんあります。

私は1人目を無痛分娩2人目を自然分娩で出産しました。

実際に経験して感じたのは、「どちらが正解」ということではなく、自分に合う病院・出産方法を選ぶことが大切だということです。

もし私が「次の出産で選ぶなら?」と聞かれたら、「無痛だから」「自然だから」という理由だけでは決めません。

病院がどこまで対応できるのか、緊急時の搬送体制、立ち会い、医師の考え方なども含めて選びたいです。

この記事では、私が両方の分娩方法を経験して感じた違いや、それぞれの良かったこと、大変だったことを体験談として紹介します。

これから出産方法を考える方の参考になれば嬉しいです。

無痛分娩と自然分娩の違い【一般的な比較】

比較項目無痛分娩自然分娩
陣痛の痛み麻酔で軽減できる(個人差あり)陣痛の痛みを感じる(筋肉注射で痛みを緩和できる施設もある)
出産時の感覚麻酔の効き方によっては分かりにくいことがある赤ちゃんが下りてくる感覚を感じやすい
体力温存しやすい消耗しやすい
食事・睡眠病院の方針や麻酔の効きにもよるが、できる場合がある陣痛が強くなると難しいことが多い
分娩方法必要に応じて吸引・鉗子分娩になることもある必要に応じて吸引・鉗子分娩になることもある
費用麻酔代が追加になる(一般的に5〜20万円程度追加)基本的な分娩費用
入院日数約5日間約5日間

一般的な違いを紹介しましたが、出産は本当に人それぞれです。

次に、実際に1人目を無痛分娩、2人目を自然分娩で出産した私自身の体験を紹介します。

私が感じた違い【体験談】

比較項目無痛分娩(1人目)自然分娩(2人目)
陣痛の痛み麻酔がよく効き、ほとんど痛みを感じなかったとても痛かった
陣痛の感覚分からなかったはっきり分かった
食事食べられた陣痛で食べられなかった
睡眠眠れたほとんど眠れなかった
破水気付かなかった自分でも分かった
家族コロナ禍でテレビ電話夫と娘が立ち会えた
いきみ力の入れ方が難しかった痛かったが感覚は分かった
分娩時間約10時間約10時間
分娩方法吸引分娩吸引分娩
出産の満足感少し物足りなさが残った「産んだ」という実感があった
産後会陰切開の痛みはつらかったやはり産後はつらかった
総合的な感想体力は温存できた精神的な満足感は高かった

私が無痛分娩と自然分娩を選んだ理由

私は1人目で無痛分娩を選択した理由は、海外では無痛分娩が主流な国もある、体力の消耗が少ないというメリットをきいたり、痛みがこわいという気持ちがあったからです。

2人目で自然分娩を選んだ理由は、無痛分娩でも産後がしんどかったこと、産んだ感覚が少なかったこと、家族に立ち会ってもらって出産を家族で経験したかったことが理由です。

無痛分娩の経過
  • 陣痛開始
  • 病院到着、子宮口3cm、硬膜外麻酔開始
  • 痛みなく食事・睡眠(6~7時間)
  • 胎児心拍低下

    すでに破水していた(気付かなかった)

  • いきむ(声掛けに従い、何度かいきむも出てこず)
  • 吸引分娩(+会陰切開)

  • カンガルーケア
  • 翌日から会陰切開が痛い

無痛分娩で良かったこと

私の場合、麻酔がとてもよく効き、陣痛の痛みはほとんどありませんでした。

食事や睡眠もとることができ、落ち着いた状態で出産に臨めたことは、良かったと感じています。

無痛分娩で大変だったこと

一方で、いきむタイミングや力の入れ方が分かりにくく、「自分で産んだ」という実感は少し薄く感じました。

また、赤ちゃんの心拍数が低下し、吸引分娩になったことで、

「痛みや破水に気づかなかったことが原因だったのではないか」

と、自分を責める気持ちがありました。

しかし、赤ちゃん心拍低下が起こることや、吸引分娩実施にはさまざまな要因があります。

無痛分娩だから必ず起こるということではなく、私の出産のときには必要な処置だったのだと思えるようになりました。

他は、自然分娩より費用が高くなる点もデメリットだと感じました。

自然分娩の経過
  • 陣痛開始
  • 病院到着、子宮口5cmほど
  • 数時間後、子宮口8cm(「産まれるまで近いかも」と言われる)

    痛みで何度か嘔吐

  • 数時間、自然破水待ち

    なかなか破水しない

  • 破水
  • ひたすらいきむ

    なかなか赤ちゃんがおりてこない、数時間経過

  • 吸引分娩(+会陰切開)
  • カンガルーケア

    おなか痛い(後陣痛)、会陰痛い

自然分娩で良かったこと

夫や助産師さんがずっとそばで支えてくれ、娘も立ち会ってくれました。

家族と一緒に出産を迎えられたことは、とても心強かったです。

また、赤ちゃんが生まれてくる感覚をしっかり感じることができ、「頑張って産んだ」という満足感がありました。

自然分娩で大変だったこと

子宮口が開大してからの陣痛の痛みも長く、かなり辛かったですが、赤ちゃんが骨盤を通るときの痛みは想像以上でした。

体力の消耗も大きく、精神的にも身体的にも大変でした。

無痛分娩と自然分娩を両方経験して思ったこと

どちらの分娩方法にもメリットとデメリット、個人差があり、「こちらが絶対におすすめ」とは言えないと感じました。

私はどちらのバースプランにも、分娩や入院時に「処置や経過をその都度説明してほしい」と書いていました。

特に自然分娩では、助産師さんがずっと付き添ってくれて、現在の状況や処置の理由を丁寧に説明してくださり、とても安心して出産に臨むことができました。

また、家族の立ち合いや協力があったことで、ひとりじゃないと思えました。

分娩方法だけでなく、病院やスタッフの方針、自分との相性家族の立ち合いや協力も、出産の満足度に大きく影響するのだと実感しました。

さいごに

無痛分娩にも自然分娩にも、それぞれメリットと大変さがあります。

私自身、両方を経験した今でも「こちらが正解」という答えはありません。

大切なのは、自分や家族が納得して出産に臨めることだと思います。

分娩方法だけでなく、

  • 家族にどのようにサポートしてもらうか
  • バースプランで何を希望するか
  • 産後をどのように過ごすか

まで含めて考えておくことで、より安心して出産を迎えられるかもしれません。

この記事が、これから出産を迎える方の参考になれば嬉しいです。

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