「やる気」より「習慣」が大事? | Jenn ImのYouTubeで学んだ英語表現と習慣化の考え方

海外・文化

英語の勉強をしていると、「こんなふうに英語を話せたらいいな」と思う人に出会うことがあります。

最近、私がそう思ったのが、YouTuberのJenn Im(ジェン・イム)さんです。

以前、英語の先生に教えてもらって、気になっていたYouTuberでした。

実際に動画を見てみると……

速い。難しい。全然聞き取れない。

私には、まだまだハードルが高い英語でした。

ところが以前、英語のコミュニティでその話をしたところ、今月の課題として、Jenn Imさんの動画の一部をディクテーションすることになりました。

動画全部ではなく、ほんの一部分です。

聞き取っていくうちに、

「この英語の表現、面白いな」

「こんなふうに自分の考えを英語で表現できたらいいな」

と思うところがたくさんありました。

今回は、その中でも特に印象に残った内容と英語表現を紹介します。

「Motivation(モチベーション)」は気まぐれな友達

今回聞いた部分では、まずMotivation(モチベーション)について話していました。

Jenn Imさんは、モチベーションを

“a flaky friend”

つまり、「気まぐれで当てにならない友達」にたとえています。

楽しいとき、休暇中のとき、排卵期のとき、カプチーノを2杯飲んで元気なとき。

そんなときには、モチベーションはやって来る。

でも、気分が落ちたり、ちょっとした「面倒くささ」が出てきたりすると……

いなくなってしまう。

この表現が面白くて、印象に残りました。

確かに、モチベーションってそんなところがありますよね。

「今日はやる気がある!」 と思って始めても、次の日には、

「……今日はやりたくない」 となることもある。

この「モチベーションを人にたとえる」という発想が面白いと思いました。

難しいことを説明しているのに、頭の中にすっと入ってきます。

では、Obsession(没頭)ならいいの?

動画では、次にObsessionについても話していました。

この動画でのObsessionは、単なる

「好き!」「これにハマってる!」

という軽い意味ではありません。

もっと強烈な、何かに取りつかれたような没頭です。

「やらなきゃ」と自分を無理やり動かす必要がない。

むしろ、気づいたらそのことを考えている。

車の中にも、シャワー中にも、夢の中にもついてくる。

さらに、

It’s basically motivation, but on MSG.

という、ユーモアのある表現も出てきます。

MSGは、うま味調味料のことです。

つまり、「基本的にはモチベーションなんだけど、さらに強烈にしたようなもの」というイメージでしょうか。

ただし、これもずっと続くわけではありません。

一瞬、とても大きな力を発揮する。

でも、不安定で、いつまでも続くものではない。

It’s like seeing a shooting star, or, like, catching a big wave.

「流れ星を見るようなもの。あるいは、大きな波をつかむようなもの。」

このたとえも、とても分かりやすいですよね。

やると決めたことを続ける「Discipline」

そして次に出てくるのが、Disciplineです。

日本語では「規律」「自制心」などと訳されますが、今回の話では、

やる気がなくても、やると決めたことを続ける力

と考えると分かりやすい気がしました。

Discipline is the only fuel that’s reliable.

「Disciplineは、唯一信頼できる燃料です。」

モチベーションのように、気分に左右されない。

やる気がなくても、「今日はこれをやる。」と行動する。

予定が変わることもあるし、疲れてしまう日もあります。

そんなときに、モチベーションだけを頼りにしていたら、なかなか続きません。

だからこそ、やる気がある日だけ頑張るのではなく、やる気がなくても少しだけ続ける

その積み重ねが大事なのかもしれません。

ただ、Jenn Imさんは、「Disciplineがあれば全部解決!」と言っているわけではありません。

むしろ、Disciplineだけに頼るのも大変だと言っています。

Raw discipline is very taxing on the brain.

「純粋なDisciplineだけで頑張るのは、脳にかなり負担がかかる。」

毎日、「やる気はないけど、やらなきゃ」と自分を動かし続けるのは、確かに疲れそうです。

そこで登場するのが、Defaultsです。

Defaults「あらかじめ決めておく」

今回のdefaultは、「あらかじめ決めておいた行動パターン」くらいに考えると分かりやすいと思います。

前もって、脳が落ち着いていて、ちゃんと考えられるときに決めておく。

つまり、その場その場で考えなくてもいいように、あらかじめルールを作っておくということです。

毎日すべてをゼロから決めていたら、少しずつ疲れてしまいます。

そこで、あらかじめ決めておく。

この考え方は、個人的にもかなり興味深いと思いました。

Jenn Imさんは、ほかにも、

  • 物にはすべて「帰る場所」を作る
  • 頭の中にあることは、brain dumpとして書き出す
  • 翌日のTo-doリストを前日に作る
  • 頭を使う仕事と、そうでない仕事を分ける

など、毎日の小さな判断を減らすための工夫をいろいろ紹介しています。

私も、できれば家の中のものを全部「定位置」にしたいと思っています。

以前、整理収納サービスをお願いしたこともあります。

でも……、いまだに、いろいろなものがあちこちに移動しています。

「忘れないように」とメモしても、今度はそのメモがどこにいったかわからなくなったり……。

なかなか理想通りにはいきません。

以前お願いした整理収納についてはこちらの記事に書いています。

【整理収納サービスを頼んでみた話】

「考えなくても自然にできる仕組み」を作るには、まだまだ試行錯誤が必要そうです。

「環境 → 行動 → アイデンティティ」

最後にJenn Imさんが紹介していたのが、James Clearさんの言葉です。

Your environment shapes your behavior.
Your behavior shapes your identity.
Your identity shapes your long-term results.

日本語にすると、

「環境が行動を形作る。
行動がアイデンティティを形作る。
アイデンティティが長期的な結果を形作る。」

という意味です。

自然に続けられる環境を先に作る。

そのほうが、長く続けられるのかもしれません。

英語の勉強としても面白かった

今回、「英語でこんなふうに自分の考えを表現できるんだ」ということが、とても勉強になりました。

例えば、

Motivation is like a flaky friend.
「モチベーションは気まぐれな友達みたい。」

The work pulls you in.
「仕事のほうが自分を引き込んでくる。」

It’s like seeing a shooting star.
「流れ星を見るようなもの。」

たとえや比喩を使うことで、聞いた人の頭の中にイメージが浮かびます。

「こんなふうに英語でも日本語でも自分の考えを話せたらいいな」

という、新しい目標もできました。

まとめ

今回の動画を聞いて、「できる人は、生まれつき意志が強いわけではない」という考え方が印象に残りました。

モチベーションは、気まぐれ。

強烈なObsessionも、いつかなくなる。

Disciplineは頼りになるけれど、それだけでは疲れてしまう。

だからこそ、

あらかじめ決めておく

環境を整える

毎回の小さな判断を減らす

無理なく続けられる仕組みを作る

そうやって続けているうちに、

「やっていること」が「習慣」になり、

「習慣」が「自分自身」になり、その積み重ねが、長期的な結果につながっていくのかもしれません。

私はまだまだ試行錯誤中ですが、

「どうしたら、頑張らなくても続けられる仕組みを作れるかな?」

と考えてみるのは、面白そうです。

今回は動画の一部ですが、もっと詳しく聞いてみたい方は、ぜひ実際の動画も見てみてください。

私も続きをディクテーションしてみようと思います。

今回ディクテーションしたJenn Imさんの動画はこちらです。

Jenn ImさんのYouTube動画を見る

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