平日に幼児と赤ちゃんを連れてパスポートセンターへ行くのは大変そうだったため、オンライン申請を選びました。
自分のパスポートはマイナポータルから10分ほどで申請できたので、「子どもの分も同じように簡単だろう」と思っていました。
ところが実際には、
- 代理人サービスの設定が分かりにくい
- 戸籍電子証明書提供用識別符号の取得が必要
- 戸籍電子証明書提供用識別符号の取得には少し時間がかかる場合がある
- 顔写真や署名の修正依頼が来ることがある
など、大人の申請とは違う点がいくつもありました。
※この記事は2026年時点の情報と実際の申請体験をもとに作成しています。マイナポータルやオンライン申請の仕様変更により、画面や手順が変更される場合があります。申請の際は、必ず最新の外務省・マイナポータルの公式情報をご確認ください。
参考にした公式サイト
必要物品
- 親のマイナンバーカード(暗証番号(4桁)、署名用電子証明書(6~16桁))
- 子どものマイナンバーカード(暗証番号(4桁)が必要な場合があります。)
- マイナポータル対応の端末(スマートフォンやカード読み取りできるパソコン)
- 申請者(子ども)の写真データ(予め用意しておく、もしくは申請中に撮影可)
- 白い紙とペン(署名用)
申請前に知っておくとスムーズだったこと
- 代理人サービスの設定を忘れると申請画面が表示されない
- 戸籍電子証明書提供用識別符号は最初に取得しておく
- 途中でデータを保存できるので、子ども本人の撮影は後からでも可能
手順
15歳未満のこどものパスポートを、親権者等の法定代理人(同じ戸籍に登録されている人)が申請する手順です。
STEP1 : マイナポータルにログイン
親(親権者などの法定代理人)のマイナンバーカードで、マイナポータルにログインします。
STEP2 : 代理人の戸籍電子証明書提供用識別符号(16桁)を取得
オンライン申請では、戸籍電子証明書提供用識別符号の取得と提出を行うことで、戸籍謄本の提出を省略できます。
トップページ「さがす」→「戸籍電子証明書提供用識別符号の取得手続き」で取得します。
詳しい操作方法(マイナポータル公式)はこちら
申請後、アプリやメールで通知がきます。
私の場合は約1時間で通知が届きました。
次に、その戸籍電子証明書提供用識別符号を確認します。
トップページ「やること」から確認します。
詳しい操作方法(マイナポータル公式)はこちら
「一時保存する」ボタンで、マイナポータルに戸籍電子証明書提供用識別符号が一時的に保存されます。
「代理人として利用」ボタンから、代理人利用ページに移ります。
STEP3 : 子どもを「委任者」として登録する
親が子どもを委任者として登録します。
トップページ「メニュー」→「代理人の登録」から手続きします。
詳しい操作方法(マイナポータル公式)はこちら
”パスポート(旅券)申請サービス”を「委任する」にチェックを入れて、設定します。
つまり、親権者等の法定代理人が代理人サービスを利用して申請できるようになります。
私が失敗したこと:
”パスポート(旅券)申請サービス”を「委任する」にチェックし忘れました。
その結果、申請画面が表示されず、かなり時間を使いました。
STEP4 代理人サービスを開始する
代理人サービスを開始すると、子どもの代理申請ができる状態になります。
メニューから「代理人として使用」をクリックします。
詳しい操作方法(マイナポータル公式)はこちら
STEP5 パスポート申請を開始
画面上部に「代理人利用中」と記載されていることを確認し、「パスポートの取得・更新」から申請します。
詳しい操作方法(マイナポータル公式)はこちら
・必要事項の入力
<顔写真のアップロードについて>
スマホで撮影した写真でもOKです。
私が申請した際は背景が自動で白く補正されました。
そのままアップロードすると、
などの注意書きが表示されることがあります。
私は自宅で撮影し、調整して注意書きがなくなった状態にして提出しましたが、規格外となり修正依頼が届きました。
顔の位置や大きさはプレビューで問題ないように見えても差し戻しになることがあります。
幼児の写真撮影はほんとうに難しい!!
正面をみてくれない、変顔をする‥
自宅で撮影するのが大変な場合は、パスポートセンターや証明写真を扱う写真館で撮ってもらう方が良いかもしれません。
<自署画像のアップロード>
乳幼児でも必要です。
まだ字が書けない場合は「法定代理人が代筆」できます。
画面の案内に従って記載し、撮影してアップロードします。
文字が小さいと判別しにくいため、大きくはっきり書くことをおすすめします。
審査、交付通知
提出が完了すると、審査が行われ、不備があるとマイナポータルへ通知が来ます。
交付できるようになると通知が届きます。
パスポート受け取りは、指定された窓口へ行きます。
<受け取り時の持ち物・必要事項>
- 子ども本人(乳幼児を含め、本人の受け取りが必要)
- 親(法定代理人)
- 手数料
- 現在有効なパスポート(更新の場合)
です。
ここからは、受け取った後にまた追記します。
実際にやってみて困ったこと
・代理人サービスにチェックを入れ忘れた
パスポート申請画面が表示されず、原因に気付くまで時間がかかりました。
・ブラウザや端末の「戻る」ボタンを押すとログアウトしてしまうことがあった(私の環境では)
ログアウトすると、最後マイナンバーカードの読み取りからしないといけないことが手間でした。
・顔写真が規格外になった
プレビューでは問題ないように見えましたが、後日修正依頼が届きました。
・署名が通らなかった
太めのボールペンで記載していたため、一部文字がつぶれてしまいました。
大きめに書いてから撮影すると通りました。

オンライン申請の際の注意事項
写真について
- 平常の表情で、まっすぐの姿勢で正面から撮影できているか
- 異物の映り込みはないか
- 左右反転や加工されていないか
- カラーコンタクトレンズは着用していないか
- 前髪が目にかかっていたり、笑顔になっていたりしないか
- 顔に影や光が当たりすぎていないか
- 6か月以内の撮影か
自署について
- 紙に汚れや色、罫線、裏の絵や文字が透けていないか
- 文字が薄い、細い、かすれていないか
- 小学生以上の年齢など、自署が可能な年齢のお子さんは、本人が署名しているか
さいごに
子どものパスポートのオンライン申請は、一度設定してしまえば窓口へ何度も行かずに済むため、小さな子どもがいる家庭にはとても便利でした。
一方で、大人の申請とは異なり「代理人サービス」の設定や「戸籍電子証明書提供用識別符号」の取得など、初めてだと分かりにくい点もありますし、顔写真の撮影も難しいです。
私自身も何度かつまずきましたが、この記事がこれから申請する方の参考になれば嬉しいです。


